水道水のあの臭い、カルキ臭がどうも苦手だという方が大勢います。しかし私たちが生きていくために水はどうしても生活の中で重要となってきます。水道水のカルキ臭さえなければあの臭いさえ気にならなければ、水に関する苦手意識はあまり感じなくなることでしょう。

カルキ臭い理由

水道水 なぜ日本の水道水はカルキ臭いのでしょうか。カルキとはもともとは石灰の意味で、従前はさらし粉の別称でよく用いられました。このため、現在でも水道水のように塩素剤で整えられた水に消毒臭があるとカルキ臭いなどと言われます。

そして、このカルキの原料になっているのが塩素になります。カルキ臭いと言われる消毒のにおいは、塩素自体というよりも、水道の水の中に含まれるアンモニア態窒素といった、消毒のために使っている塩素とが反応して発生しています。使われる塩素の量が増えればカルキ臭もそれだけ強くなってきます。

昔の日本は原水の汚れがひどくありませんでした。しかし近年、水源の河川や湖の汚染が進み、塩素の使用量が増えています。カビのような臭いや、生臭さは植物性プランクトンなどの微生物の異常発生が原因で生じる臭いとされています。これは、生活排水や農業排水などが流れこんで窒素やリンなどで水源の水が富栄養価することで起こります。

湖そして日本は地下水を使用している欧州とは違い、湖や河川の水を水源として利用しています。このなかには、病原性の微生物がたくさん存在しているのです。そのために、このような有害な物質を浄水場で除去するとともに、塩素を使用して殺菌する必要があるわけです。

透明でどんなにきれいな水に見えても、その水にはバクテリアや雑菌が潜んでいます。そのようないわば生水をきれいにして、飲用に適する状態にするためにもカルキの元となる塩素が必要になります。そして家庭で使われる水が出来上がるまでには、まず河川などから取り入れられた水は、管理の行き届いた浄水処理施設で濁質分が取り除かれます。

その浄水場ではアンモニア態窒素や鉄を取り除くためと、殺菌のために塩素が注入されています。その水源によって水の汚染度は異なるものです。それに比例して、使用する塩素の量も異なってきます。ですので、地域によってもカルキ臭の気になり方は違います。よく、「水道水がおいしい」と呼ばれる地域がありますが、それにはこのような理由があるのです。自分の住んでいる地域はどうも水道水がおいしくない。そう思っている人もいるかもしれませんが、汚染された水道水を飲むリスクには変えられないでしょう。

家庭内に水が供給されるイラスト日本では浄水場で水に含まれている雑菌を死滅させるために、塩素による消毒を実施しており、増大した水の需要に対応するため急速ろ過を行う浄水場が多くなってきています。凝集剤を入れて汚れを沈殿させたあと、その上澄み液を砂の層に通してろ過します。1日に120m以上の速さでろ過できる反面、細菌やカビ臭の原因物質の除去は困難になりました。

消毒効率が高いものには、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カリウムがあげられます。これらは水質をよくするために浄水場で多用されているものです。その結果、より安定して人々の生活になくてはならない水道水を安定して提供することができるようになっているのです。各家庭に供給されるときに、水道管を経由して送られますが、その水道管も日本ではきちんと管理されていて衛生的です。

日本では水道法により徹底した塩素消毒が義務づけられており、蛇口の水で遊離残留塩素濃度0.1mg/L以上と定められています。水道水を塩素で消毒をしていない時代もありました。歴史的にみてもわかることですが、体内に取り込んだ飲料水に病原菌やウィルスなどが混ざっていたことによって、恐ろしい流行り病に感染するリスクも大きかったのです。いわゆるコレラ菌や大腸菌になります。現在では、塩素を使った殺菌処理の効果によって、これらの病気も過去のものとなりつつあります。

そのような背景があることを考えると、塩素で水がきれいになるからこそ今の安全な暮らしが保障されているといえます。

気になる臭いはどうすればいいのか

臭いを気にする女性最近注目されているカビ臭の除去の方法として、オゾン処理や活性炭処理、生物処理を組み込んだ高度浄水処理が検討されているといわれています。

梅雨時などじめじめした時期になると、水道のカルキ臭がきつく感じられることはありませんか。実際に、梅雨のシーズンになるとカルキ臭が強くなっています。通常であれば浄水場で散布された塩素は、水道管を流れているうちに残留濃度が低下し、その臭いもある程度気にならないものになります。ですが、湿気が多いと雑菌が繁殖しやすい環境となっているため、さらに塩素の使用量を増やさなければならず、これが結果的に特定の時期にカルキ臭が気になる原因となっているのです。また、数日にわたって家を空けていた場合、あるいは自宅が配水池の傍にある場合にも、カルキ臭を強く感じる傾向があるようです。配水管の工事、あるいは断水などで水の流れが変わると、赤い水が出ることもあるので気を付けましょう。

梅雨ばかりでなく、夏場にも水道のカルキ臭が気になるようです。これには2-MIBやジェオスミンという、水道水に含まれている物質に起因します。カルキ臭ですがどこかカビ臭く感じるのも特徴でしょう。この2-MIBやジェオスミンは、気温が高くなるにつれて増殖します。臭いばかりでなく、水道水の味も損ねてしまうものです。

マンションで生活をしていても、強いカルキ臭がするケースがみられています。マンションに貯水タンクを備え付けており、そこに貯められた水を普段から使用している場合によくみられる現象です。タンク内の水質を正常にするため、自動的に塩素が注入される装置が設置されており、塩素濃度が濃くなってしまったときに、住民がカルキ臭を感じています。

塩素は人体に影響あるのか

塩素カルキ臭のもととなるのが塩素であることがわかってきましたが、この塩素を摂取することで人体に影響はないのでしょうか。実際のところ塩素は水道水を消毒する目的のものであり、病原菌を殺菌するだけで人体には影響をおよぼさないといわれています。

この水質がどのように定められているのかが気になるところではないでしょうか。これは、国によって定められた水道法によって規定されるものです。この法律の水質基準に適合しているかによって、水道水の安全性を確保しているのです。

カルキの役割について考えてみる

安心して水を飲む女性このように見ていくことでわかることはカルキ臭として嫌がられてしまうカルキのメリットは、殺菌により安心して飲める水を作れることです。日本での徹底した安全と努力によって作られた水といってもよいでしょう。

つまり私たちが感じてしまうカルキ臭は安全で安心して飲める水を殺菌して作りましたという証拠の表れでもあるのです。

このように私たちの想像を超える努力により安全な水ができています。家庭の中で蛇口をひねればすぐに安全な水が飲めるといった環境は感謝できることです。豊富な水資源で知られている日本では当たり前ではありますが、世界中を見渡しても水道水を飲める国は珍しいものです。安全に飲めるというだけで、とてもそのまま飲めたものではない国もたくさんあります。

地域にもよるところですが、どうしてもカルキ臭が気になってしまうというのは、世界の人たちの目からするとぜいたくな悩みともいえるのかもしれません。

カルキ臭の対策でできること

そこで気になる方は一般に紹介されているカルキ臭を消す方法を行うことで水をより美味しく飲むことができるでしょう。

煮沸する
どこの家庭でもやる飲み方としては水を沸騰させることです。やかんなどに水道水を入れ沸騰させます。沸騰させると、残留塩素が分解され空気中に揮散されるため、カルキ臭が消えます。水を沸騰させることによるカルキ抜きにかかる時間は沸騰してから約40分ほどです。
麦茶にする
簡単な方法としては水道水を麦茶用のポットやペットボトルなどに入れ、冷蔵庫で冷やすことです。カルキ臭いのが軽減されます。このとき注意するのは水をペットボトルに入れすぎないようにしましょう。ペットボトルに水をなみなみと注いでしまうとボトル内の空気が全くない状態になるため、うまくカルキを抜けなくなってしまうのです。 この方法でカルキをなるべく早く抜きたいのであれば水の量はペットボトルの半分にしておき、時々キャップをあけて空気を入れ替えると効果的になります。この方法でカルキを抜く場合は約2日程度が必要といわれています。
ペットボトルに入れて振る
短時間でカルキ臭を抜いて、おいしい水を飲みたいというときもあるでしょう。その場合、ペットボトルに水道水を入れて勢いよく振り冷やすという方法があります。 どうしても短時間でカルキ臭をぬいておいしい水を飲みたい場合は、ペットボトルに入れたまま水道水を振って冷やすことができます。なぜなら水に含まれた塩素は振動を加えることで水と分離し、空気中に逃げていく性質があります。 ペットボトルでなくてもミキサーに入れて水を混ぜるだけでもカルキ臭が抜けますが、ミキサーそのものに他の食品の臭いがついていたりすると、その臭いが移ってしまうこともあるので注意が必要です。こうしてカルキ臭を減らした水は、冷やしておくことによってさらに臭いが気にならなくなりますので、冷蔵庫に入れておくようにしましょう。
レモンを絞って入れる
水道水を入れたボトルにレモンを絞って入れるとカルキ臭を抑える働きがあります。レモンに含まれているビタミンCが、化学反応を起こすことでカルキ臭の原因となっている残留塩素を分解・除去してくれるのです。また、市販のレモン水でも同じ効果が期待できます。カルキ抜きをしたい水道水にレモンを入れる飲み方であれば、ビタミンCの効果でカルキが抜けるだけでなく、爽やかな香りがカルキ臭を抑えてくれる効果も期待できます。
飲料水として使う場合には水が美味しくなるのでこの方法はおすすめです。
緑茶に含まれているカテキンの効果
日本人である私たちがよく使う飲み方としては、緑茶に通すことです。一番よいのは煮沸の方法になります。水道水を2~3分沸騰させてから、適温に冷まして使うことです。特に水がおいしくないという地域では、5分間以上沸騰させたほうが確実です。緑茶に含まれるカテキンには、残留塩素と反応してカルキ臭を分解・除去させる作用があります。
浄水器
設置をするのには、お手頃な価格のものから高価なものまで様々ですが、多少なりとコストがかかってしまうことは事実でしょう。ですが完全に塩素を除去する方法が、浄水器を使用することだといえます。
日光消毒
自然の力を利用した場合は日光に当てるといったことでもカルキ臭が消えていきます。その方法も難しくはないので実践しやすいのではないでしょうか。水道水を入れた容器を日興位6時間以上当てるだけでいいのです。これは日光に含まれる紫外線により、分解・揮散されるためです。
活性炭を使用する
脱臭剤としても使用される活性炭を活用する方法があります。浄水器などにも用いられていることから、その高い消臭能力がうかがえるでしょう。このとおり、炭には浄化作用があり、水道水に含まれている塩素やトリハロメタンなどを吸着してくれます。さらに脱臭効果によってカルキ臭も抑えられます。また元から含まれているミネラル分が溶け出すことで普通の水道水がミネラルウォーターに変化してくれます。

まとめ

水道水 カルキ臭くてたまらない水道水を飲むことは、水資源に恵まれた日本人だからこそ難しいものがあるかもしれません。ですが、だからこそ水道水をできるだけ活用したいものです。

ですが、このような紹介されているような方法で塩素を抜いてしまうと水はあっというまに腐りはじめてしまいます。一般的にはカルキを抜いた水は3日程度で悪くなってしまうのでなるべく早く水を使い切るように注意してください。

水道水の気になるカルキ臭もこのように人手間をかけることで嘘のように消えていきます。水道水の水を直接飲むことにどうしても抵抗を感じてしまう人は自分にあったカルキ臭を消す方法を行うことで臭いのない自然な水に近い飲料水を確保することができるでしょう

水道直結型(ボトルレス)ウォーターサーバーおすすめランキング

水道直結型(ボトルレス)のウォーターサーバーを比較し、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。さまざまな側面から比較して、もっともニーズに合ったウォーターサーバーを選んでみてください。

1位 COOL QOO(クールクー)

Coolqoo >>公式サイトはこちら

初期費用4,200円(税別)~
月額費用4,200円(税別)~
電気代月800円ほど
メンテナンス代年1回(無料)
解約金ご契約から36か月未満の早期解約の場合には、早期解約手数料として1年以内30,000円(税別)、2年以内20,000円(税別)、3年以内10,000円(税別)がかかります。37か月以上お使いいただいた場合には、早期解約手数料はかかりません。

撤去費用は、10,000円(税別)となっております。

水道直結型の「COOL QOO(クールクー)」は、大規模工場のろ過システムを採用した、小型のウォーターサーバーです。

定額のサーバー代だけで、しっかりとろ過された水を自由に飲むことができます。自動洗浄の機能がついているのはもちろん、年に一度の有人メンテナンスも実施。逆浸透膜を使用したろ過システムが、放射性物質まで除去します。

特徴的なのは、通常の「ROろ過水」だけでなく、「ROろ過水素水」のコースが用意されている点です。美容に関心の高い方から注目を集めているお水は、女性社員からも好評となっています。現在、初期設置費用無料のキャンペーン期間中ですから、サーバー代のみでお得に利用できるチャンスとなっています。

2位 ピュアウェーブ

水道直結で安心安全な温水と冷水が使い放題

初期費用無料
月額費用4,200円(税別)
電気代月1,000円ほど
メンテナンス代無料
解約金3年以内に解約の場合は違約金が発生

「ピュアウェーブ」は、簡単に設置できる水道直結型のウォーターサーバーです。

水道に分岐具を取りつけて、そこから給水するため、難しい工事の必要がないのが特徴となっています。フィルター交換もワンタッチで行えるため、社内で交換するときにも困りません。ROフィルターでろ過された安心して飲めるお水を、定額で利用できます。

3位 楽水(らくみず)

樂水ウォーターサーバー

初期費用無料
月額費用4,250円(税別)
電気代月1,000円ほど
メンテナンス代無料
解約金3年以内に解約の場合は、残り契約月数×レンタル料の40パーセントの違約金が発生

「楽水(らくみず)」は、水道直結型(ボトルレス)のウォーターサーバーです。

さまざまな料金プランが用意されているのが魅力で、ニーズに合わせて料金を比較検討できます。「お手軽プラン」ではサーバー代3,500円で初回設置工事費18,000円がかかりますが、「工事費無料プラン」ではサーバー代4,250円で初回設置工事費無料となっています。

買取プランも用意されていますから、必要に応じてプランを選んでみてください。